Google Chromeに切り替えてください。
現在お使いのAndroid標準ブラウザには脆弱性が存在しセキュリティ上の危険があります。Googleのサポートが終了しているためこの脆弱性が修正されることはありません。また、動作保証対象外のため表示が崩れることがありますので、最新のGoogle Chromeを使うことを推奨いたします。

東京にある女性のためのDV相談や支援相談。ドメスティックバイオレンス(家庭内暴力)・被害を受けた女性と子どもの支援活動をしています。

DVとは

チェックリスト

DVのチェックリスト

「なんだか彼といると恐い。でもこれって『DV』なの?」 「『DV』っていう言葉はよく聞くけど、具体的にどういうのが『DV』なのかわからない」・・・。
私たちが活動をしていく中でよく聞く声です。そんな場合は、下記の「チェックリスト」をやってみてください。

このチェックリストは、沼崎一郎教授によるチェックリストを掲載させていただきました。女性用、男性用となっていますが、セクシャルマイノリティの方は、それぞれの関係の中での役割に応じて、チェックリストをやってみてください。

 

女性用チェックリスト

あなたが体験したことのある項目に、○をつけてください。

□ 彼の注文に少しでも疑問を示すと、すぐに不機嫌になる。

□ うまくいかないことがあると、すぐに私のせいにする。

□ 私が1人で外出すると、しょっちゅう携帯に電話してくる。

□ 私が友人や両親と交際するのを嫌がる。

□ 私の帰宅が遅くなると怒る。

□ 私に「バカ」とか「能無し」とか言う。

□ いつも彼の機嫌をそこねないように気を配っている。

□ 彼に怒られるのがいやで、言うことを聞いてしまう。

□ ついつい彼好みの洋服を選んでしまう。

□ 人前でも平気で私の欠点を指摘する。

□ 彼と会話がしたくても、非難されたり、無視されたりする。

□ 私のちょっとしたしぐさにもうるさく文句を言う。

□ 彼がいないと、なぜかホッとする。

□ 癇癪を起すと、壁をなぐったり、物を投げたりする。

□ 彼に平手打ちにされたことがある。

□ 私をたたいた後は、急に優しくなり、私に謝ってくる。

□ 彼を怒らせないために、あきらめたことがいろいろある。

□ 彼は、私の気分などおかまいなしにセックスを求める。

出典:沼崎一郎著「男は何故暴力を選ぶのか」より転載。

チェックリスト結果について

 

男性用チェックリスト

あなたが体験したことのある項目に、○をつけてください。

□ 彼女に大声を上げたことがある。

□ 彼女には自分だけを見ていて欲しいと思う。

□ 彼女が話しかけても返事をしないことがある。

□ 話の最中、立ち上がって彼女に近づいたことがある。

□ 彼女にバカにされたと思ったことがある。

□ 女は男を立てるべきだと思っている。

□ 黙って彼女をにらんだことがある。

□ 彼女が他の男と話していると気になる。

□ 彼女の携帯をこっそりチェックしたことがある。

□ 浮気をしたことがある。

□ 彼女に「なまいき言うな」と言ったことがある。

□ 彼女に手を上げたことがある。

□ 彼女に何か言い返されると腹が立つ。

□ 彼女をののしったことがある。

□ 彼女は口うるさいと思ったことがある。

□ いつも彼女と一緒でないとイライラする。

□ 彼女に反発されると、とても傷つく。

□ 彼女に無断で借金をしたことがある。

出典:沼崎一郎著「男は何故暴力を選ぶのか」より転載。

チェックリスト結果について

 

チェックリストの結果

このリストの製作者である沼崎教授によると、上記のチェックリストのうち「一つでも」チェックのついた人はDVとなっています(女性用でチェックがついた方は、DVの被害をうけており、男性用でチェックがついた方はDVの加害をしていることとなります)。

男性用チェックリストの中に「彼女には自分だけを見ていて欲しいと思う」という項目があります。「『思う』だけなら暴力ではないのでは・・・?」と反論があるかもしれません。たしかに「思うだけ」では暴力にはならないでしょう。でも「そのように思う」という強い信念は、しばしば「行動」となって現れます。「彼女に自分だけを見ていて欲しい」と強く思うことが、彼女に対する力と支配の行使(暴力)となる可能性があります。

「20歳以上の既婚女性のうち、33,2%の女性がDVの被害を受けたことがある」という結果が、内閣府によるアンケート調査(2008年度)で出ています。

DVについて、もっと詳しく知りたい方は「DVとは」をご覧ください。

ページTOPへ