DV被害にあった女性と子どものための支援プログラム 凛(Ring)
凛(Ring)はDV 被害にあったことによって起こる鬱やPTSD、フラッシュバック、対人関係の問題を抱えた子どもたちや女性が、心の傷つきを癒し、自尊心を取り戻し、生き生きと社会の中に出ていくためのプログラムです。
凛という名前は、凛(りん)として、自尊心を高くしていきることと、リング(輪・環) 仲間・つながりをイメージしています。“仲間とつながって、凛として生きよう”のメッセージをこめて名付けました。
DV 被害女性とその子どもたちは、DV 被害から離れた後、未だPTSD 等の心の傷に苦しみながらも、生活困窮(貧困)にあり、しかも、加害者の追求から息をひそめて隠れ住む状態にあるため、地域社会にもますます理解を得られにくく孤立しがちです。子どもたちは、学校でも二次被害に遭うことも多く、引きこもり、学習や発達の遅れ、不登校、長じては職場での不適応に苦しんでいます。これらの子どもたちや女性たちは居場所を確保し、社会とのつながりを取り戻すためのプログラムが必要です。子どもたちは、早い段階で本来の生きる力を取り戻す必要があります。
子どもたちや女性たちは「心理教育」や「居場所づくり・学習支援、バランスのとれた手作りの食事提供」などを通して、自分自身に何が起こったのかを正しく知り葛藤解決のためのスキルを身につけていきます。
各プログラム紹介
活動案内