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東京にある女性のためのDV相談や支援相談。ドメスティックバイオレンス(家庭内暴力)・被害を受けた女性と子どもの支援活動をしています。

活動案内

びーらぶプログラム

(DV被害を受けた女性とその子どもたちに対する同時並行心理教育プログラム)SSMCIP(Saya-Saya・Mothers’&Children’s Intervention Program)

暴力のある家庭で育った子どもたちは深く傷つき、暴力の影響が心配されます。また暴力被害を受けた女性たちは、母親として子どもたちの心の回復を願い、どうしたらいいかと悩むことも多いものです。

Saya-Sayaでは、暴力被害を受けた母親たちと子どもたちが同時に学ぶための、心理教育プログラムを独自に開発し、「あなたは愛される価値がある人」という意味で「びーらぶ」と名づけました。

「被害女性と子どもの視点」を大切にしながら、社会に流通している「(理想の)女性像」や「(理想の)母親像」あるいは「(理想の)家庭像」にとらわれることなく、その人独自の生き方を肯定し、「当事者には力がある」というエンパワメントの考え方に基づき実施しています。

母親と子どもが同時に学ぶことの効果は大きく、また、安全で安心な場の体験や、グループでの話し合いやワークの体験が自己肯定感を高めていきます。

プログラムは、Saya-Sayaがインストラクターとして正式に認定した有資格者によって実施されています。
子どもの発達段階に合わせ、「就学前用、年中・年長」、「小学校低学年用1~3年」、「小学校高学年用4~6年」が用意されています。「中学生以上18歳くらいまでの思春期用」も順次開発予定です。

目的

暴力被害を受けた子ども達や女性が、同時並行でプログラムに参加することにより、「自分自身が大切なひとであること」、「暴力を振るわれる必要はないこと」に気づき、「本来の自分の力やすばらしさ」を取り戻していくこと、「自分自身の感情」を取り戻し、健康なこころと身体をはぐくみ、対等なコミュニケーションスキルを学び、暴力を選択しない方法を身につけていくことを目的にしています。
将来、暴力の加害者・被害者・傍観者をつくり出さないことを目指します。

対象

DV被害を受けた女性とその子どもたち

  • きょうだいは、一緒に同じプログラムを受けることはできません。
  • 1プログラムの定員は、「就学前用」は6名、それ以外は8名です。
  • 将来的には、保育園・幼稚園・学校・児童養護施設・子どものシェルター他、施設などに入所しているお子さんを対象とすることも想定しています。

時期

毎年、基本的に都内において、スタンダードプログラム(12回版)「就学前用」、「小学校低学年用」、「小学校高学年用」の中から2グループを実施しています。
その他、首都圏において、ショートプログラム(1回版もしくは4回版)も実施しています。
行政、施設からの委託や依頼を受けて実施する場合もあります。
その他、地方でも認定を受けたインストラクターが、随時実施をしています。

場所

都内

参加費

おやつ代やハンドアウト代の実費として、基本的には、1家族スタンダード12回版で12,000円、ショート4回版で4,000円、ショート1回版で1,000円(応相談)。

助成金が得られた場合や、委託事業でおこなう場合、減額・無料になることがあります。

過去の実績

(東京における実施)

2006年度

思春期用ショート版

2007年度

小学校低学年用スタンダード版
小学校高学年用スタンダード版
思春期ショート版

2008年度

小学校低学年用スタンダード版
就学前用スタンダード版
小学校低学年用ショート版x2箇所

2009年度

就学前用スタンダード版
小学校高学年用スタンダード版
小学校低学年ショート版、2箇所
就学前用ショート版

 

その他、インストラクター養成講座を修了した、全国の有資格者たちにより、徳島県、横浜市、千葉県内などにおいても、小学校低学年用のスタンダード版やショート版、就学前ショート版などが実施されました。

  • 実施予定や実施状況については、「イベント情報」をご覧ください。
  • 参加者・体験者の感想やコメントについては「参加者の感想」をご覧ください。
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