「思春期ノート」を使った講座報告
2018.11.24
徳島県主催、こころの居場所づくりメンター養成講座で、『思春期ノート』を使った講座を行いました。
徳島県南部こども女性相談センターが徳島市で、2018年8月7日、8日の2日間、看護学生等を対象に、中高生等の若年層に対して自尊心、デートDVや性暴力被害の防止、心の居場所、人との関係等の支援を行える「こころの居場所づくりメンター」を養成する講座を開催しました。
その1コマで、「思春期ノート・相談の現場から」という題で、25名ほどの学生たちに、『思春期ノート』を実際に使いながら、思春期の子どもが抱える課題への対応方法や、Saya-Sayaの取り組みについて話しました。
参加者からは、
・わかりやすいリーフレット等で理解しやすかった。
・グループワークがあったことで自分の身近なものとして考えることができた。他のメンバーの意見も聞かれ理解が深まった。
・「デートDV」という言葉は何となく知っていてもあいまいだったが、この講義を聞いてしっかり説明できるくらいに理解できた。
他、たくさんの感想をいただきました。
この養成講座で最終的に22名のメンターが誕生し、11月には高校の学園祭で、メンターたちが『思春期ノート』を使ってワークショップを開催する予定との報告を、職員の方からいただいています。
看護学生や心理を学ぶ学生たちを、問題を抱える若い人たちのメンターに育てる徳島県の新しい試みに、『思春期ノート』を使っていただけてうれしく思っています。
(M.N)